仮想通貨のマイニングとは簡単に言うと仮想通貨の取引記録を承認する作業のことを言います。この承認作業をすることにより新しく発行される仮想通貨を受けとることができます。
仮想通貨の新規発行はマイニングを行うことでしか発行されません。
仮想通貨はブロックチェーンや電子署名のような暗号技術の上に成り立つ国家の保証のない電子的通過のことを言います。
仮想通貨として初めて登場したのがビットコインであり、ビットコインはさまざまな仮想通貨を購入するときの基軸通過として使われています。
では、ここからはマイニングについて詳しく説明していきたいと思います。
まず、ビットコインの送金を行うとその取引記録(トランザクション)はブロック内に記録されていきます。1つのブロック内には複数のトランザクションが記録されており約10分毎にリセットされては新たなブロックが作られていきます。この記録はハッシュ関数と言うもので暗号化され、あとから取引記録を修正して不正利用されないようになっています。
こうして記録されたトランザクションはこの時点ではまだブロックチェーンに保存されていません。
マイニングとはブロックチェーンと新しく記録されたトランザクションのブロックをチェーンで繋いでゆく作業のことを言います。
トランザクションはブロックチェーンの中に記録されて初めて正式な取引記録として承認され共有されます。
そして、このマイニングを行う人のことをマイナーと呼びます。
マイナーは世界中にたくさんいるのですがマイナーは新しいブロックとブロックチェーンを繋ぐためにハッシュ計算値(暗号化)の競争を行いはじめてブロックチェーンにブロックを繋ぐことに成功した人がマイニング報酬として仮想通貨を受けとることが出来る仕組みになっています。
この新規発行のことを金の採掘になぞらえて採掘=「マイニング」と呼ばれています。
マイニングを行うにはとても膨大な労力が発生しますのでこのような仕組みができたようです。
ビットコインでは1つのブロックを繋ぐ毎に12.5BTC(540万円2019年3月時点)支払われることになっています。
とても魅力的な報酬ではありますがビットコインの総数はプログラムの制御により2140年までに2,100万枚と総発行量が決まっています。
現在の発行量がすでに83%となっており21万BTCごとにマイニング報酬が半減されていくのでこれからは採掘がより難しくなっていくことが予想されています。
マイニング